簿記3級の勉強時間は社会人で何時間?初心者が2週間・60時間で合格した方法

通勤バスでスマホを使い簿記3級を勉強する社会人のイラスト ライフハック

「仕事をしながら簿記3級に合格するには、何時間くらい勉強すればいいの?」

「経理未経験だけど、簿記3級を取って正社員への転職につなげたい」

そんな社会人に向けて、ぼくが簿記初心者の状態から2週間で合格した勉強時間と受験戦略をまとめました。

ぼくが記録できた勉強時間は合計60時間です。
試験当日も開始直前まで勉強したので実際はもう少し多いのですが、一般的な目安とされる80〜100時間より短く抑えられました。

短期合格のポイントは、ただ長時間勉強することではありません。
配点の高い第1問と第3問に集中することと、通勤などのすき間時間をスマホ学習に変えることです。

社会人が簿記3級に合格するまでの勉強時間は80〜100時間が目安

簿記を初めて学ぶ人が簿記3級に合格するまでの勉強時間は、一般的に80〜100時間ほどが目安といわれています。

勉強期間 1日あたりの勉強時間 合計の目安
1か月 約3時間 約90時間
2か月 約1.5時間 約90時間
3か月 約1時間 約90時間

ただし、これは全範囲をまんべんなく学習する場合の目安です。
試験の配点を見て、合格点から逆算して勉強する範囲を絞れば、勉強時間を短縮できる可能性があります。

ぼくはこの考え方で、簿記初心者でも2週間で合格できました。

ぼくが簿記3級に2週間・60時間で合格した勉強時間

ぼくが実際に記録した勉強時間は、次のとおりです。

期間 平日 土日 週間合計
1週目 1日4時間×5日=20時間 6時間×2日=12時間 32時間
2週目 1日4時間×5日=20時間 土曜日8時間 28時間

記録できた合計は60時間です。

2週目の日曜日が試験当日で、試験開始ギリギリまで勉強していました。
ただ、その時間は計っていなかったため、60時間には含めていません。

1日4時間と聞くと大変そうに感じるかもしれませんが、すべてを机に向かって確保したわけではありません。
通勤中や休憩時間など、細切れの時間を積み上げました。

簿記3級の試験科目と配点

短期合格を目指すなら、最初に試験の全体像を知ることが大切です。
日商簿記3級の試験科目は商業簿記で、試験時間は60分。100点満点中70点以上で合格です。

問題 主な出題内容 配点
第1問 仕訳15問 45点
第2問 勘定記入、補助簿、用語など 20点
第3問 決算整理、精算表、財務諸表など 35点
合計 商業簿記 100点

注目したいのは、第1問と第3問だけで80点分あることです。
合格点は70点なので、この2つを得点源にできれば合格ラインに届きます。

短期合格の戦略は「第1問40点以上+第3問30点以上」

ぼくが短期合格するために立てた戦略は、第1問で40点以上、第3問で30点以上を取り、合計70点以上で合格するというものでした。

第1問の仕訳は1問3点なので、実際の得点は3点刻みです。
そのため、目標は42点または45点。第3問は30点以上を狙いました。

  • 第1問:42点以上を目標に、仕訳を繰り返す
  • 第3問:30点以上を目標に、解き方の手順を固める
  • 第2問:原則として勉強しない

第2問は出題範囲が広く、短期間では対策に時間がかかります。そこで第2問の勉強を省き、第1問と第3問に時間を集中させました。

この戦略のおかげで勉強時間を大幅に短縮でき、簿記初心者だったぼくでも2週間で合格できました。

第1問は仕訳を反射的に解けるまで繰り返す

第1問は仕訳15問で45点。簿記3級の合否を左右する最重要パートです。

最初は勘定科目を丸暗記しようとせず、「何が増えたのか」「何が減ったのか」を考えながら解きました。
間違えた問題はその日のうちに解き直し、翌日にももう一度解きます。

移動中はスマホで1問ずつ仕訳を解き、まとまった時間には間違えた分野を復習する。
この反復で、仕訳を見た瞬間に借方と貸方が浮かぶ状態を目指しました。

第3問は解く順番を固定する

第3問は35点と配点が高く、得点源にしたい問題です。
決算整理仕訳から集計まで、毎回同じ順番で処理するようにしました。

  1. 問題文と決算整理事項を確認する
  2. 決算整理仕訳を書く
  3. 各金額を集計する
  4. 貸借が合っているか確認する

解き方の順番を固定すると、迷う時間とケアレスミスを減らせます。
本番を意識し、制限時間を計りながら繰り返しました。

第2問を捨てる戦略にはリスクもある

第2問を勉強しない戦略は、誰にでもおすすめできる安全策ではありません。

たとえば第1問が39点、第3問が29点なら合計68点で不合格です。
つまり、第1問と第3問で安定して70点以上取れる実力が必要です。

模擬試験で70点を超えない場合は、第2問の基本問題も勉強するか、受験日を少し先に延ばした方が安全です。
ぼくの方法は「短期間で合格を狙うための攻めた戦略」と理解したうえで参考にしてください。

2週間で60時間を確保した勉強スケジュール

1週目:基礎と仕訳を固める32時間

  • 平日:1日4時間×5日=20時間
  • 土曜日:6時間
  • 日曜日:6時間

1週目は講義で基礎を理解しながら、第1問の仕訳を重点的に解きました。
通勤中と休憩時間はスマホで講義や問題演習、帰宅後は間違えた問題の復習に使いました。

2週目:第3問と模擬試験に集中する28時間

  • 平日:1日4時間×5日=20時間
  • 土曜日:8時間
  • 日曜日:試験当日。開始直前まで復習(時間は未計測)

2週目は第3問の演習と模擬試験が中心です。
間違えた仕訳だけをスマホで復習し、土曜日は本番と同じ60分で問題を解きました。

社会人の勉強時間は「すき間時間」で作る

仕事をしながら毎日4時間を確保するには、帰宅後だけに頼らないことが大切です。

  • 通勤時間:講義動画や仕訳問題
  • 昼休み:10〜20分の問題演習
  • 待ち時間:間違えた問題の復習
  • 帰宅後:第3問や模擬試験など、まとまった演習

ぼくが会社へ向かう時間帯のバスは混んでいて、基本的に座れません。片手でつり革を持ちながら参考書を広げるのは難しかったため、バスの中でもスマホだけで学べるオンライン講座を選びました。

スマホなら参考書を持ち歩く必要がなく、立ったままでも問題を解けます。
勉強しているというよりゲームを進める感覚で取り組めたので、心理的なハードルが低かったのも大きなメリットでした。

ぼくがスタディング簿記講座を選んだ理由

ぼくが利用したのは、スマホで講義から問題演習まで進められるスタディング簿記講座です。

当時、簿記3級の参考書と問題集を両方買うと2,500〜3,000円ほどかかりました。
オンライン講座はもっと高いイメージがありましたが、簿記3級の講座なら、市販教材をそろえる場合との差は思っていたほど大きくありませんでした。

スタディングには無料体験があります。
ぼくも「実際に試してみて、合わなければやめればいい」と気軽な気持ちで始めました。

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スタディングが忙しい社会人と相性がいい理由

  • スマホ・パソコン・タブレットで学べる
  • 動画・音声講義で移動中にも進められる
  • 講義のあとに問題演習へ進みやすい
  • AI復習機能で復習のタイミングを管理しやすい
  • 無料体験で自分に合うか確かめられる

特に、通勤電車やバスで参考書を開きにくい人、まとまった勉強時間が取りにくい人に向いています。

一方で、紙に書き込みながら学びたい人や、講師へその場で質問したい人は、教室型講座や紙の教材の方が合う場合もあります。
無料体験で講義のテンポや画面の見やすさを確認してから決めるのがおすすめです。

簿記3級のネット試験は社会人でも受験日を決めやすい

日商簿記3級のネット試験は、各会場の空席があれば随時受験できます。
統一試験のように年3回だけではないため、仕事の予定に合わせて試験日を決めやすいのがメリットです。

ただし、年末年始や施行休止期間、会場の休業日には受験できません。
希望日の空席や申込期限もあるため、受験会場の案内を確認してください。

短期合格を狙うなら、先に試験日を予約して締切を作るのも効果的です。
ただし、模擬試験で合格点に届かない場合は、無理をせず日程変更も検討しましょう。

簿記3級は経理未経験から正社員を目指す第一歩になる

簿記3級を取れば、必ず経理事務の正社員になれるわけではありません。
それでも、資格取得は「経理の仕事に就くために行動している」という分かりやすい証拠になります。

履歴書に簿記3級を記載し、面接で「現在は2級も勉強中です」と伝えれば、未経験でも学ぶ意欲を具体的に示せます。

ぼく自身、30代後半・経理未経験から転職活動を始め、最終的に経理職へ転職して年収を100万円上げることができました。
詳しい経緯は、30代後半・未経験から経理職へ転職した体験談にまとめています。

簿記3級の勉強時間についてよくある質問

簿記初心者でも2週間で合格できますか?

可能性はあります。ぼくは初心者から2週間で合格しました。
ただし、記録できた分だけでも60時間を確保し、第1問と第3問に集中しました。
毎日まとまった勉強時間を確保できない場合は、1〜3か月で計画した方が無理なく進められます。

第2問は本当に勉強しなくても大丈夫ですか?

第1問と第3問で70点以上取れれば合格できますが、点数の余裕が少ない戦略です。
模擬試験で安定して70点を超えられない場合は、第2問の基本問題も対策してください。

独学とオンライン講座はどちらが社会人向きですか?

机に向かう時間を十分に取れる人や、紙で学ぶのが好きな人は独学でも問題ありません。
通勤や休憩中に学びたい人、教材選びや学習順序で迷いたくない人はオンライン講座が便利です。

まとめ:社会人でも戦略とすき間時間で短期合格を狙える

簿記3級の勉強時間は、初心者なら80〜100時間がひとつの目安です。

一方、ぼくは次の方法で、記録できた60時間+試験当日の勉強で2週間合格できました。

  • 第1問で42点以上、第3問で30点以上を狙う
  • 第2問の勉強を省き、配点の高い問題に集中する
  • 通勤や休憩などのすき間時間をスマホ学習に変える
  • 模擬試験で70点以上を安定して取れるか確認する

経理未経験から正社員を目指すなら、まず簿記3級を取得し、行動できる人だと示すことが第一歩です。

最初から有料講座を申し込む必要はありません。
まずは無料体験で、自分の通勤時間や生活に取り入れられそうか確認してみることをおすすめします。

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