なぜランニングをすると太るのか、ランニングがダイエットに向いていない理由

ダイエット

ランニングってダイエットに向いてないって聞いたけど本当かな? もし本当ならその理由が知りたい。

 

実はランニングはダイエットには向いていません。

効果的なダイエット=ランニングというイメージをもっている人からすれば意外ですよね。

 

この記事では、ランニングがダイエットに向いていない理由を解説します。

 

それではLet’s Go!!

 

ランニングがダイエットに向いていない3つの理由

ランニングがダイエットに向いていない理由は3つあります。

  1. 長時間ランニングをするとコルチゾールが分泌される
  2. ランニングの消費カロリーは少ない
  3. ランニングをするとモラルハザードが起こる可能性が高くなる

それでは順に解説していきます。

 

長時間ランニングをするとコルチゾールが分泌される

長時間(45分以上)の運動をすると「コルチゾール」というストレスホルモンが分泌されます。

このコルチゾールには筋肉を分解し、脂肪をつきやすくするという働きがあります。

 

つまり、長時間ランニングをすると筋肉がどんどん分解されやすくなり、逆に脂肪がつきやすい体になってしまうというわけです。

 

ランニングをする人は毎日1時間ぐらい走ったり、マラソンのトレーニングをするためにLSDなどで長時間走ったりする人が多いので、ランニングをしている間はコルチゾールが分泌されつづけることに。

 

さらに、ランニングをしている人の中にはランナーズハイが気持ちいいからランナーズハイになるために走るという人もいます。

しかし、ランナーズハイになるような高負荷のランニングをすることはさらに太りやすくなるのでおすすめしません。

 

なぜなら、ランナーズハイになると、「β-エンドルフィン(ベータエンドルフィン)」という脳内麻薬が分泌されます。

β-エンドルフィンは体の痛みを鎮めるときに分泌されます

つまり、これが分泌されるということはそれだけ身体にストレスがかかっているということです。

 

前述のとおり、コルチゾールはストレスホルモンなので、ストレスがかかっている状況で多量に分泌されます。

そのため、ランナーズハイになるようなランニングを行うと太りやすくなってしまうのです。

 

ランニングをして脳内麻薬が出るほど身体にストレスを与える→コルチゾールが出まくる→でも気持ちいいから走りつづける→どんどん痩せにくい体になっていく、というわけです。

 

ダイエット目的でランニングを始めたのに逆に太りやすい体になるなんて最悪ですよね

 

以上のことから、ランニングをしても太らないようにするためには、ランニング中にできるだけコルチゾールを分泌させないようにしましょう。

そのためには、ランニングは45分以内で終わらせる、②ランナーズハイになるような高負荷を体に与えない、ということを心がけましょう。

 




ランニングの消費カロリーは意外と少ない

ランニングをするとどれぐらいカロリーが消費されるのか知っていますか?

体重60kgの男性が時速8kmで30分走って消費するカロリーは、261キロカロリーぐらいです。

 

いきなり261キロカロリーと言われってもピンときませんよね。

セブンイレブンに売っている肉まんが237キロカロリーなので、ざっくり言うと肉まん1個分ぐらいです。

 

30分のランニングって初心者にとっては結構きついですが、そのわりに肉まん1個分しかカロリーを消費しないって思ったより少なくないですか?

ぼくならランニングをするよりも肉まんを食べるのを我慢する方を選びます。

 

肉まんを我慢する方が肉体的にも精神的にも楽ですから。

 

あなたは30分間走り続けるのと、肉まん1個食べるのを我慢するの、どっち派ですか?」

 

ところで、ダイエットをするなら食事制限をするのが基本って知っていますか。

その理由は、運動するよりも食事制限した方が簡単にカロリーコントロールができるからです。

 

なので、ダイエット目的であれば、ランニングではなく食事制限をするようにしましょう。

誰でも簡単にできるゆるゆる糖質制限ダイエット法!

 

なお、1日の消費カロリーを増やしたいのであれば、自宅などで筋トレをして筋肉をつけるのも効果的です。

筋肉がつけば動かなくてもどんどん脂肪が燃焼される体質になっていきますよ

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これからダイエットを始めようと考えている人は、ランニングするよりも食事制限をした方が簡単に痩せられるということは覚えておいてくださいね

 

ランニングをするとモラルハザードが起こる可能性が高くなる

これはランニングに限ったことではありませんが、運動をするとモラルハザード」が起こる可能性が高くなります

 

モラルハザードの例として、「いっぱい運動をしてカロリーもたくさん消費したし、今日はご褒美に甘いものを食べよう!」とか、「カロリーの高いものを食べてもまた明日運動すれば大丈夫!」といったものが挙げられます。

 

前述しましたが、ランニングによる消費カロリーは少ないです。

それにもかかわらず、ランニングをしたご褒美にお酒を飲んだり、デザートを食べたりするとあっという間に消費カロリーよりも摂取カロリーが上回ることになります

その結果、太るというわけです。

 

ダイエット目的でせっかくランニングをしたのにそれが原因でモラルハザードが引き起こされ、逆に太ってしまったらショックですよね。

むしろランニングをした時間がもったいないだけです。

 

モラルハザードを起こさないためにも、ダイエット目的であればランニングのような運動をするのではなく、食事制限を行うようにしましょう

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さいごに

以上が、ランニングがダイエットに向いていない理由です。

 

ランニングはダイエットには向いてませんが、もちろんメリットもあります

ぼく自身が感じたランニングの1番のメリットは、「気分がスッキリする」。

特に、天気の良い日に海沿いや自然の中を走るのはめちゃくちゃ気分がスッキリします。

 

その他にも、「寝付きが良くなる」、「疲れにくくなる」といったメリットもあります。

ただ、「このメリットってランニング以外の運動(ウォーキングや筋トレなど)でも得られるよね」と言われればそれまでですが(笑)

 

ダイエット目的でランニングをはじめた人がこの記事を読んだら気分を害されるかもしれませんが、ランニングはダイエットには向いていないので、ダイエット目的なら食事制限をするようにしましょう

 

ただ痩せたいだけでなく、スタイルも良くしたいという人は食事制限に加えて筋トレをするといいですよ

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