はいさい、ぷんちです。
ぼくは昔、けっこう短気でした。
車の運転中、強引に割り込まれたり、思いがけぬ渋滞に巻き込まれたりするとすぐにイライラしていました。
他にも、お腹が空いているときにご飯を食べようと思って行った先のお店が混んでいるだけでイライラしていました。
いやーかなり短気ですね(笑)
そんなぼくですが、今ではほとんどイライラすることはありません。
今のぼくだけ知っている人はぼくが昔短気だったなんていっても信じないかもしれません。
なぜ短気じゃなくなったのかというと、それはある2冊の本を読んだおかげです。
もっと具体的に言うと、2冊の本を読んで考え方が変わったら短気じゃなくなりました。
昔のぼくと同じ様に短気な性格を直したいと悩んでいる人のために、ぼくの短気を治してくれた2冊の本の紹介と短気を治すための方法を紹介していきます。
気になる人は続きをどうぞ。
短気を治すきっかけになった良書「怒らない技術」を読んで学んだこと
まずは「怒らない技術」という本を紹介します。
この本を読んだときものすごく衝撃を受けました。
あまりにも衝撃的すぎて、読んだ後かなり性格が丸くなりました(笑) ほんとにほんとですよ!
- いつでもあなたには「怒る」という選択肢と、「怒らない」という選択肢が与えられていること。
- 怒ったのは、他人のせいではなく、自分で選んだ結果であること。
- いかなる場面でも、あなたは「怒らない」という選択肢を選べること。
以上はこの本を読んで学んだことです。
なにが衝撃的だったのかというと、2つめの「怒ったのは、他人のせいではなく、自分で選んだ結果であること。」です。
えっ? そうなの?
たしかに、渋滞のイライラや順番待ちのイライラは自分で選んだ結果だと思います。
でも、たとえば他人からムカつくことを言われて怒る場合、それは悪口を言ってきた相手が悪いんじゃないの?
ぼくは最初、絶対に悪口を言ってきた相手が悪いと思っていました。
しかし、本を読み進めていくうちに、たしかに自分が悪いと思うようになったんです。不思議ですよね。
以下で、自分が悪いと思うようになった理由をお話します。
短気の人がすぐにイライラしてしまう本当の原因はその人自身にあるんです
あなたがAさんから悪口を言われて、イライラしたとします。このイライラの原因ってなんだと思いますか?
前述したとおり、ぼくはイライラした原因は、「Aさんが悪口を言ったからだ」と思いました。
しかし、これは間違いです。
イライラした原因は、ぼく自身が「イライラする」ということを選択したからなのです。
なぜなら、他人はぼくを怒らせることができないからです。
あなたの場合もそうです。他人はあなたを怒らせることなどできないのです。
なので、もしあなたがイライラして怒っているなら、それはあなた自身が「イライラする・怒る」という選択をしたということです。
この理由に納得いかないですか?
では、なぜ他人があなたを怒らせることができないのか説明しますね。
短気の人に朗報です!あなた以外の人間があなたを怒らせることはできません
想像してみてください。
あなたは今、「この貧乏人が!」と悪口を言われました。
この悪口を言ったのが赤の他人ならムカつきますよね?
でも、この悪口を言ったのがあなたの大好きな人だったらどうでしょう。怒るというより深く傷つくはずです。もしかするとあまりの悲しさに泣いてしまうかもしれません。
では、あなたが億万長者だとしたらどうでしょう。「貧乏人だって? 俺めっちゃ金持ってるんだけどwww」って感じで傷つくどころかまったくのノーダメージだと思います。
言われたのは同じ言葉なのに、感じ方が変わるなんて不思議ですよね。
たしかに、言われた言葉は同じでも、言った人は違います。
でも、言った人が違うのかどうかということより、あなたが言われた言葉をどう受け取ったのかが重要なのです。
あなたが友人を怒らせようとして、友人に向かって「この貧乏人が!」と言ったとします。
友人は怒るでしょうか?
それはあなたにはわかりませんね。
怒るのか、悲しむのか、何事もなかったように受け流すのかは友人次第ですから。
つまり、あなたが悪口を言っても友人を怒らせることはできないのです。
怒るかどうかは友人の選択次第です。
以上のように、怒るかどうかは本人の選択次第です。こればっかりは他人がどうこうできる問題ではないのです。
ここまで読んでもらえれば、「他人があなたを怒らせることはできない」、「あなたがイライラして怒っているのはあなた自身が選択した結果」だということも理解してもらえたのではないでしょうか。
以上が、悪口を言われて怒ってしまった場合、他人ではなく、ぼく自身が悪いと思うようになった理由です。
「怒らない技術」を読んだことで、ぼくの考えはこんなふうに変わったのです。
本のタイトルのとおり、ぼくは怒らない技術を学ぶことができました。
短気の人は必見!怒らない方法を悪魔から学べる本「悪魔とのおしゃべり」
つぎに紹介するのは「悪魔とのおしゃべり」という本です。
これは怒らない方法を教えるのがメインの本ではありませんが、人が怒る理由について書かれていて、この本のおかげでますます性格が丸くなったので、本書の内容を簡単に紹介したいと思います。
この本にはこう書かれていました。
「人間が怒る、たった1つの理由」、それは「相手に期待しているから」だと。
これも衝撃的な言葉でした。
えっ? お店の店員さんとかに何か期待してたっけ? って思いましたよ。
この本を読んだ後、案の定こう思いました。
「ほんとだ!めっちゃ期待してた(笑)」
全ての「怒り」は、相手に期待しているから発生するのさ。
まちがった商品が出てきて怒ったのは、「商品をまちがえない立派な店員だろう」という相手への期待があったからだ。
30分待たされて怒ったのは、「すぐに食べさせてくれる店だろう」という期待があったからだ。子どもが、おもちゃを買ってくれないお母さんに怒るのは、「買ってくれるお母さん」を期待していたからだ。
どんなケースにおいても、「怒り」が発生しているなら、その相手へ先に期待している。(強調および傍点原文)
引用元:『悪魔とのおしゃべり』、さとう みつろう、2017年10月30日 電子版発行、株式会社サンマーク出版
ぼくが渋滞でイライラしたのは、「きっと渋滞していないだろう」と期待していたからです。
店で順番を待っていてイライラしたのも、「きっと待ち時間なく店に入れるだろう」と期待していたからです。
逆に、「どうせ渋滞してるだろうな」、「どうせ待たされるんだろうな」と期待していなかったらイライラすることはなかったでしょう。
たしかに、イライラして怒ったのは「期待していた」からでした。
この本を読んでから、ぼくは他人に期待することをやめました。
もちろん、完全にやめれたわけではありません。
たまに期待してしまうときはあります。特に身近な人には。
でも、ふとイライラしてしまいそうになったときに、「相手に期待するからイライラするんだ。落ち着け。なにも期待するな。」と言い聞かせると、だんだん冷静になることができるんです。
「相手に期待するから怒ってしまう」ということを頭で理解しておくだけでもイライラする頻度はかなり激減すると思います。
まさか悪魔から怒らない技術を学ぶとは思っていなかったので、ほんとこの本は衝撃でしたよ。
2冊の本を読んで学んだ「短気を治す方法」
「怒らない技術」を読んで学んだ重要なことは、「怒るかどうかの選択肢は自分にある」ということ。
「悪魔とのおしゃべり」を読んで学んだことは、「期待するから怒る」ということ。
つまり、短気を治す方法は、「思考を変える」ということです。ただそれだけです。
思考を変えるだけなので、お金もかかりませんし、やろうと思えば今すぐにでも実行できます。
今日から、何かに期待することはやめてください。もちろん、完璧にはできないと思います。
でも、あなたにできるかぎり他人に期待しないようにしてみてください。
他人に期待しないようにすると、イライラする頻度が激減しますから。
そして、もしイライラして怒りそうになった時には、あなたは「怒らない」という選択肢も選べるということを思い出してください。
「怒ってやってもいいけど、俺は器の広い人間だから今日は怒らないでやるか。こんなやつ相手に俺の時間を使ってあげるのはもったいないし」と思うだけで、だんだんとイライラがおさまってきますよ。
実はこれ、ぼくが今でも実際にやっていることです(笑)
イライラしそうになった時、あなたもこの方法を試してみてください。
「短気は損気(そんき)」という言葉がありますが、怒るって本当に損ですよ。
何かに怒っている時間というのは、自分にとっても、相手にとっても有意義な時間とは言えませんから。
それに、ストレスは万病の元ですから、あんまりイライラしすぎると病気になってしまいます。
短気を起こすと、自分の損にしかならないということですね。
あなたはすぐ怒る人と仲良くなりたいですか? 一緒にいたいですか?
答えを書くまでもないですよね。
怒らない方が毎日ハッピーに過ごせますよ。
さいごに
以上のように、ただ「思考を変える」だけで、ぼくはイライラすることが激減しました。
自分でもびっくりしています。
さいごに、本記事で紹介した「短気を治す方法」を簡単にまとめます。
- 期待しない
- イライラしそうになったら、「怒らない」という選択をする
さいごまで読んでくれてありがとうございました。
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