美肌になると思って筋トレしたのに逆に肌が荒れちゃったんだけど…。何かいい改善法はないのかな?
基本的には、筋トレをすると美肌になります(「筋トレをすると肌荒れが改善して美肌になる理由」を参照)。
それにもかかわらず、筋トレで肌荒れしてしまうのは4つの原因があります。
この記事では、
- 筋トレで肌荒れしてしまう原因
- その改善法
について解説していきます。
この記事の内容
- 原因1 タンパク質の取りすぎ
- 原因2 ストレスが溜まっている
- 原因3 睡眠不足
- 原因4 偏った食生活
それではLet’s Go!!
筋トレで肌荒れしてしまう原因1「タンパク質の取りすぎ」
たんぱく質を取りすぎると腸内環境が悪化するので、肌荒れの原因になります。
動物性タンパク質を摂りすぎると、体に吸収されなかったタンパク質がそのまま腸内に送り込まれます。腸内に贈られたタンパク質は悪玉菌のエサになってしまうので腸内環境の乱れが発生しやすくなります。
引用元:タンパク質の摂りすぎは危険!?過剰摂取による影響とは|POWER PRODUCTION MAGAZINE
たんぱく質は筋肉を成長させるために欠かせない栄養素なので、たくさん摂取したくなる気持ちはわかります。
しかし、たくさん摂取すればいいというわけではありません。
何事にも限度というものがありますから。
一般のトレーニーであれば、1日のたんぱく質の総摂取量は「自分の体重×2g」で十分です。
腸内環境が悪化してるかどうか確認する方法とその改善方法
おならをしてみて臭ければ臭いほど、あなたの腸内環境は悪化しています。
おならが臭う人はすぐにでも腸内環境を改善しましょう。
腸内環境を改善するための方法は2つ。
- たんぱく質の摂取量を減らす
- 善玉菌の餌を増やす
上記1.についてはとくに説明は必要ないと思うので、上記2.について解説していきます。
腸内環境が悪化しているということは、腸内で悪玉菌が優位になっているということです。
『腸内フローラ』のバランスが崩れる(腸内の悪玉菌が増える)と、悪玉菌がつくりだす有害物質も増え、便秘や下痢、肌荒れやアレルギー、慢性的な身体の不調など、さまざまな悪影響が表れてしまいます。
引用元:腸内フローラのバランスは崩れやすい|ビオフェルミン製薬ホームページ
腸内環境を改善するためには、善玉菌の餌を投入して、善玉菌を活性化させる必要があります。
そこでオススメなのが①フラクトオリゴ糖と②難消化性デキストリンです。
どちらも善玉菌の大好物なので、この2つを飲めば腸内環境は改善されていきます。
プロテインを飲むときに上記2つも一緒に混ぜて飲むのがオススメですよ。
筋トレで肌荒れしてしまう原因2「ストレスが溜まっている」
筋トレをするとストレス解消になりますが、やりすぎてしまうと逆にストレスが溜まります。
筋トレをして肉体に多大なストレスを与えると、精神にもストレスを与えてしまうからです。
これを防ぐには、必要以上に筋肉を追い込まないことです。
最近では、「追い込まなくても筋肉は成長する」という研究結果もあります。
なので、あなたの筋トレの目的が「筋肥大」であれば、必要以上に筋肉を追い込まないようにしましょう。
「追い込まなくても筋肉は成長する」ということについて詳しく知りたい人は、「Sho Fitness」さんの上記『追い込まない方が筋肥大する?「ボリューム」という考え方【筋トレ】』をご覧ください。
筋トレで肌荒れしてしまう原因3「睡眠不足」
2008年にウィスコンシン大学が行った調査によると、睡眠が少ない人ほど慢性的な肌トラブルが多かったとのこと。
これを改善するためには、「毎日7時間以上の睡眠」を取るようにしましょう。
とはいえ、残業や飲み会などの付き合いがある社会人にとって、毎日7時間の睡眠時間を確保することはなかなか難しいと思います。
そこで、おすすめなのが「睡眠の質を高める」ことです。
睡眠の質を高めるためには、眠りはじめの90分で徐波睡眠を出現させることが重要です。
眠りはじめの90分で徐波睡眠を出現させることができれば、成長ホルモンをたくさん分泌させることができるからです。
成長ホルモンが大量に分泌されると代謝がよくなるので、肌のターンオーバーが正常化されます。
その結果、肌が綺麗に生まれ変わるのです。
すこやかな肌を保つためのターンオーバー(肌代謝)は睡眠中に活発化します。
(中略)
肌のターンオーバーを促しているのは脳下垂体から分泌される「成長ホルモン」です。この成長ホルモンが多量に分泌されるのは睡眠中。寝不足が続くと成長ホルモンの分泌量が低下して、ターンオーバーのサイクルが乱れてしまうのです。
睡眠の質を高める方法について詳しく知りたい人には「スタンフォード式 最高の睡眠」という本がおすすめです。
この本は、「世界一の睡眠研究所」と言われているスタンフォード大学の睡眠生体リズム研究所所長(執筆時)である西野精治さんによって書かれたものです。
なので、「この本を読めば他の睡眠に関する本を読む必要がない」と言えるぐらいエビデンス(証拠、根拠)がしっかりしています。
その他にも、誰でも簡単にできる睡眠の質を高める方法として、「瞑想」もおすすめです。
瞑想なら今すぐにはじめられますからね。
筋トレで肌荒れしてしまう原因4「偏った食生活」
偏った食生活を続けていると、だんだん栄養不足になっていきます。
そして、栄養不足だと肌のバリア機能が低下するため、肌荒れしやすくなります。
筋トレをしている人の中には、肉ばかり食べて野菜は食べないという人がけっこういます。
肉中心の食生活だとビタミンなどが足りなくなってしまうので、マルチビタミンなどのサプリメントを積極的に活用するようにしましょう。
たとえば、ネイチャーメイドの「スーパーマルチビタミン&ミネラル」ならドラッグストアやショッピングモールに売っていると思うので、仕事帰りにでも寄り道して購入してみてはいかがでしょうか。
さいごに
以上が、筋トレで肌荒れしてしまう4つの原因とその改善法です。
この記事で紹介した改善法をすべて試してみても肌荒れが改善されない場合、筋トレが原因じゃない可能性が高いと考えられます。
たとえば、脂漏性皮膚炎など。
なので、この場合は1度専門医に診察してもらうことをおすすめします。
さいごまで読んでくれてありがとうございました。
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