筋トレ前に静的ストレッチをした方がいい人とは？

筋トレ前のストレッチって静的ストレッチはしない方がいいんだよね？

この記事はそんな悩みを持っている方へ向けて書いています。

たしかに、一般的に筋トレの前に静的ストレッチはしない方がいいと言われています(理由は後述します)。
しかし、身体が硬い人は筋トレ前に静的ストレッチを行った方がいいです。

この記事を読むと、筋トレ前に静的ストレッチをした方がいい人とその理由がわかります。

それではLet’s Go!!

静的ストレッチとは？

ストレッチは大きく分けると、動的ストレッチ(ダイナミックストレッチ)と静的ストレッチ(スタティックストレッチ)の2種類に分けることができます。

動的ストレッチとは、身体の反動を使って、動きながら行うストレッチのことです(例：ラジオ体操など)。
静的ストレッチとは、身体の反動を使わずに静止した状態で行うストレッチのことです(例：前屈、開脚など)。

つまり静的ストレッチとは、いわゆる柔軟体操のことだと考えてください。

筋トレ前のストレッチの基本は動的ストレッチ

一般的に筋トレ前に行うストレッチは、動的ストレッチがよいと言われています。
動的ストレッチだと筋力を低下させないし、怪我の予防にも効果的というのが主な理由です。

「筋力を低下させず、怪我の予防にも効果的なら筋トレ前のストレッチは動的ストレッチ一択」
「選択の余地なし」
そんなふうに思ってしまいますよね。

しかし、筋トレ前に静的ストレッチを行った方がいい人もいるんです。

筋トレ前に静的ストレッチをした方がいい人

筋トレ前に静的ストレッチをした方がいい人とは、「身体の硬い人」です。
身体が硬い人とは、たとえば、前屈をしたときに指先が床と膝の間ぐらいならつくというレベルの人です。

たしかに、「静的ストレッチをすると筋力が低下するので、筋トレ前に静的ストレッチを行わない方がいい」と言われています。
しかし、上記レベルで身体が硬い人はそもそも柔軟性を向上させないと効果的な筋トレができません。

ぼくは上記レベルで身体が硬かったので筋トレをするときに支障をきたしました。

このような状況では、静的ストレッチによる筋力の低下よりも柔軟性の向上が最優先です。
上記を見てもらえればわかるとおり、柔軟性がなければまともに筋トレをすることすらできませんから。

なので、ぼくと同じように身体が硬い人は筋トレ前に静的ストレッチをするようにした方がいいと思います。

筋トレ前におすすめの静的ストレッチ

器具を使用した静的ストレッチ

器具を使ったストレッチをする際には「フォームローラー」を使用するのがおすすめです。

フォームローラーに身体をのっけてコロコロ動かすだけで硬くなった筋膜をもみほぐすことができるからです。

フォームローラーの使い方はこちらを参照

また、職場に置いておけば、休憩時間などに背中のコリをもみほぐすことができるので背中の柔軟性が低下することを防ぐこともできます。

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器具なしの静的ストレッチ

器具を使わない静的ストレッチは、前屈や開脚などの一般的な静的ストレッチを行いましょう。
You Tubeに静的ストレッチを紹介している動画がたくさんあるので、そういう動画を観ながらストレッチを行うのもおすすめですよ。

ぼくは気分によって、You Tube動画と電子書籍のストレッチ本を使い分けています。
長友佑都さんの「ヨガ友」で紹介されているストレッチは、サッカー日本代表のメンバーも行っていたものです。
長友さんいわく、スポーツのパフォーマンスを向上させる効果もあるとのこと。

「すごいストレッチ」で紹介されているストレッチは、身体をほぐすストレッチだけでなく、目の周りの筋肉をほぐすストレッチなどデスクワーカーにおすすめのストレッチがたくさん紹介されています。
パソコンやスマホを使用する時間が長いぼくの愛読書です(笑)

さいごに

以上が、筋トレ前に静的ストレッチをした方がいい人とその理由です。

ぼくと同じように身体が硬い人は、筋トレ前に静的ストレッチをするようにしてみてください。

静的ストレッチを続けていけば、だんだん身体が柔らかくなって、筋トレをしたときに対象の筋肉に効きやすくなってきますよ。

さいごまで読んでくれてありがとうございました。