筋トレ後に飲み会に行くと筋肉が増えにくくなるって聞いたけど本当?
あなたのそんな悩みを解決します。
筋トレ後に飲むビールって最高に美味いですよね。
ただ、筋トレ後にアルコールを摂取すると筋肉がつきにくくなると思うと、筋トレ後に飲むのをためらってしまいますよね。
たしかに、筋トレ後にアルコールを摂取すると筋肉の成長にはよくないと言われています。
しかし、ボディビルなどの大会に出場する予定のない一般的なトレーニーが気にするほどの影響はないと考えます。
アルコールの影響がどうしても気になる人は、飲み会の前に「ホエイプロテイン」と「アシュワガンダ」、「クルクミン」を飲むことをおすすめします。
そうすればアルコールの影響を抑えることができますから。
この記事を読めば、
- 筋トレ後に飲み会に行っても筋肉はちゃんとつく理由
- ホエイプロテインとアシュワガンダ、クルクミンを飲めばアルコールの影響を抑えられる理由
以上のことがわかります。
この記事の内容
- 筋トレ後にアルコールを摂取すると筋肥大にどんな影響を及ぼすのか
- 筋トレ後に飲み会に行ってもちゃんと筋肉はつく理由
- アルコール摂取の悪影響を抑えたい人におすすめの3つのサプリとその効果
それではLet’s Go!!
筋トレ後にアルコールを摂取すると筋肥大にどんな影響を及ぼすのか
筋トレ後にアルコールを摂取すると、以下の効果を及ぼします。
- 筋タンパクの合成が抑制される
- コルチゾールの分泌を増加させる
- テストステロンの値を低下させる
順に詳しく解説します。
筋タンパクの合成が抑制される
筋肉が大きくなるためには、筋タンパクの合成が行われる必要があります。
しかし、筋トレ後にアルコールを摂取すると筋タンパクの合成率が低下してしまうのです。
2014年に発表された論文によると、「筋トレ後にアルコールを摂取すると筋タンパクの合成率を37%低下させる」とのこと。
ただし、この論文には「筋トレ後に筋タンパクの合成に有効な量のタンパク質を摂取していると筋タンパクの合成率の低下が24%になる」とも書かれています。
筋トレをしている人の多くは、筋トレ後にプロテインを摂取しているので、アルコール摂取による筋タンパクの合成率の低下は24%だと考えます。
簡単に言うと、「筋トレ後にアルコールを摂取すると、摂取しなかった場合と比べて、筋肉の成長率は76%になる」ということです。
コルチゾールの分泌を増加させる
コルチゾールには筋肉を分解する作用があります。
アルコールを摂取するとコルチゾールが分泌されます。
そのため、アルコールを摂取すると筋肉が分解されるので、筋肉がつきにくくなるというわけです。
テストステロンの値を低下させる
2002年に発表された論文によると、アルコールを摂取するとテストステロンの値が45%減少するとのこと。
テストステロンには筋肉を太くする信号を発信するという役割があります。
なので、アルコール摂取によりテストステロンの値が低下してしまうと、筋肉を太くする信号の発信が弱くなってしまうということです。
つまり、アルコールを摂取すると筋肉を太くする信号の発信が弱くなるため、筋肉がつきにくくなるというわけです。
筋トレ後に飲み会に行ってもちゃんと筋肉はつく理由
ここまで読んだあなたは、「筋トレ後のアルコール摂取の影響が怖すぎる」となっているかもしれませんね。
でも、きちんと対策をすればそこまで怖がる必要はありません。
ここからは、筋トレ後に飲み会に行ってもちゃんと筋肉はつく理由を解説します。
その理由は以下のとおりです。
- 筋トレ後にアルコールを摂取しても76%も筋肉は成長する
- 飲み会に行っても行かなくてもコルチゾールは分泌される
- 筋肉を太くする信号の強弱にかかわらず筋肉は大きくなる
順に詳しく解説します。
筋トレ後にアルコールを摂取しても76%も筋肉は成長する
筋トレ後にアルコールを摂取したからといって筋トレの効果が全くなくなるわけではありません。
前述のとおり、筋トレ後にアルコールを摂取しても筋肉は76%も成長するんです。
ボディビルなどの大会を目指していないのであれば、筋トレをして76%も筋肉が成長すれば十分なんじゃないでしょうか。
筋トレをして筋肉を成長させる上でぜひとも覚えておいてほしいことがあります。
それは、筋肉を成長させるために大事なのは、アルコールの影響うんぬんではなく、筋トレを継続していくことです。
毎日晩酌したとしても、筋トレを続けていけばいつか必ずあなたの理想の体型になれるということは覚えておいてくださいね。
飲み会に行っても行かなくてもコルチゾールは分泌される
コルチゾールはストレスを受けたときに分泌されます。
つまり、飲み会に行きたいのにそれを我慢してしまうとコルチゾールは分泌されます。
「飲みたいけど筋肉の成長のために我慢する」
お酒好きな人がこんなふうに我慢するとめっちゃストレス溜まりますよね(笑)
つまり、アルコールを摂取しようが、筋肉のためにお酒を飲むのを我慢しようがどっちみちコルチゾールは分泌されるということです。
なので、筋トレ後に飲み会に行きたければ迷わず行ったほうがいいです。
筋肉を太くする信号の強弱にかかわらず筋肉は大きくなる
アルコールを摂取しても筋肉を太くする信号が弱くなるだけで信号が出なくなるわけではありません。
なので、信号が弱くなったからといって筋肉が大きくならないというわけではありません。
たしかに、信号が弱くなった分だけ筋肉の成長が遅くなります。
しかし、一般のトレーニーが気にするほどのものではないと思います。
お酒を飲むのが大好きな筋トレYou Tuberの人たちの体を見てください。
※左から「サイヤマングレート」さん、「コアラ小嵐」さん、「ディーサン」さんです。
すごい体をしてますよね。
つまり、上記3人のような体であれば、アルコールを摂取してもなれるということです。
アルコール摂取の悪影響を抑えたい人におすすめの3つのサプリとその効果
以上のことから、筋トレ後に飲み会に行ってもちゃんと筋肉はつきます。
ここからは、アルコール摂取の悪影響を少しでも抑えたいという人におすすめのサプリメントを紹介します。
ホエイプロテインを飲むべき理由とその効果
上で紹介したとおり、筋トレ後にホエイプロテインを飲んでおけばアルコール摂取による筋タンパクの合成率の低下を24%に抑えることができます。
筋トレ後すぐに飲み会に行く人の中には、喉が渇いた状態で最初の1杯を飲みたいという人もいると思います。
しかし、少しでも筋肉の合成率を高めたいのであれば筋トレ後の最初の1杯は「ホエイプロテイン」にしておきましょう。
アシュワガンダを飲むべき理由とその効果
アシュワガンダとは、伝統的にインド使われてきたハーブの一種です。
アシュワガンダを飲むと、テストステロン値を上昇させることができます。
さらに、ストレスを軽減する効果があるので、コルチゾールの分泌も抑えてくれます。
詳しい理由は【筋トレ初心者必見】効率よく筋肉をつけるために効果的なサプリ3選を参照。
アルコールを摂取すると、テストステロン値が下がり、コルチゾールが分泌されます。
一方で、アシュワガンダを飲むと、テストステロン値が上がり、コルチゾールの分泌を抑えてくれます。
アルコール摂取の悪影響を少しでも抑えたいのであれば、飲み会の前にはアシュワガンダを飲むようにしましょう。
クルクミンを飲むべき理由とその効果
クルクミンとは、ウコンなどに含まれるポリフェノールのことです。
アルコール摂取前にクルクミンを飲めば肝機能を高めてくれます。
肝機能が高まるとアルコールの分解が促進されるので、アルコール摂取による悪影響を抑えることができます。
お酒を飲む前に「ウコンの力」などを飲んでいる人がいますがあれはほとんど効果がないのでやめておきましょう。
クルクミンは体に吸収されにくいので、吸収率を高める処理をしていないと体にはほとんど吸収されないからです。
クルクミンを飲むのであれば、体への吸収率を高めるように調整されているサプリを飲むようにしましょう。
そうでないとお金のムダです。
さいごに
以上が、①筋トレ後に飲み会に行っても筋肉はちゃんとつく理由、②アルコール摂取の悪影響を抑える効果のある3つのサプリの解説です。
この記事を読んだあなたが、筋トレ後に安心して飲み会に行けるようになってくれたなら幸いです。
さいごまで読んでくれてありがとうございました。
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